########### ライセンス ########### Sora はライセンスファイルを読み込ませることで起動します。 ライセンスファイルのパス設定と配置 ================================== ライセンスファイルのパスは ``sora.conf`` の :ref:`sora_conf-license_file` で設定できます。 Sora を起動する前に設定し、ライセンスファイルを配置してください。 デフォルト設定のまま使う場合は、ライセンスファイルを sora ディレクトリ以下の etc/license.json にコピーしてください。 .. code-block:: console $ cp 123ABC-SRA-E001-202301-100.json sora/etc/license.json ライセンスの更新 ================ ライセンスを更新する場合は ``sora.conf`` の :ref:`sora_conf-license_file` で指定しているファイルを cp コマンドで上書きしてください。 デフォルト設定では sora ディレクトリ以下にある ``etc/license.json`` です。 .. code-block:: console $ cp 123ABC-SRA-E002-201901-100.json sora/etc/license.json その後、ライセンス更新 API である ``UpdateLicense API`` を実行することで更新されます。 Sora の再起動は不要です。 192.0.2.1 の部分には実際に利用している IP アドレスかドメインを指定してください .. code-block:: console $ http POST 192.0.2.1:3000/ x-sora-target:Sora_20171218.UpdateLicense -vvv 正常に反映されているかを ``GetLicense API`` を実行して ``serial_code`` を確認してください。 .. code-block:: console $ http POST 192.0.2.1:3000/ x-sora-target:Sora_20171218.GetLicense -vvv ライセンスの更新に失敗した場合 -------------------------------- もし、誤って壊れているライセンスファイル等を使用して更新に失敗しても、既存のライセンス情報は上書きされません。 ライセンスの更新時のライセンス適用について ------------------------------------------- ライセンスが更新される際に新しい接続が発生したとしても、 更新前または更新後のいずれかのライセンスが適用され、最大同時接続数の確認が行われます。 ライセンスの状態が一時的に空白になることはありません。 接続数制限 ========== Sora はライセンスファイルを組み込むことで起動するようになります。 ライセンスファイルには最大接続数が定義してあり、その最大接続数を超えて接続することはできません。 また、接続ができなかったクライアントには ``EXCEED-MAX-CONNECTIONS`` というエラーが通知されます。 ライセンス期限が過ぎている場合 ============================== 既存の接続は継続されますが、新規接続ができなくなります。 ``EXPIRED-LICENSE`` というエラーがログに記録されます。 ライセンスの期限時刻 -------------------- ライセンスの期限が ``2022-01`` の場合は UTC で 2022 年 2 月 1 日の 0 時から新規接続ができなくなります。 ライセンスファイルのパスの更新 ============================== ライセンスファイルのパスの更新は、一度 Sora を停止し、 ``sora.conf`` の :ref:`sora_conf-license_file` のパスを変更して Sora を起動する必要があります。 .. _max_nodes_license: 最大ノード数ライセンス ================================ 2022 年 6 月から ``最大ノード数ライセンス`` という形式のライセンスを提供しています。 通常の Sora のライセンスは Sora 1 起動 1 ライセンスと固定されており、 同一のライセンスを複数の Sora で利用することはできません。 ``最大ノード数ライセンス`` は、クラスター構築時に、あらかじめライセンスに定義されている最大ノード数までは同一のライセンスを利用できます。 .. danger:: 最大ノード数に対応していないライセンスで複数の Sora を起動することはできません。 最大ノード数に対応したライセンスファイルの中身の例 .. code-block:: javascript { "expired_at": "2013-03", "max_connections": 100, "max_nodes": 3, "product_name": "Sora", "serial_code": "DOC123-SRA-E002-201303-N3-100", "signature": "****", "type": "Experimental" } ファイルの中身に ``"max_nodes": 3`` と書かれているライセンスでは、クラスターを組む際に最大 3 ノードまで同一のライセンスが利用できます。 .. note:: max_nodes 1 につき 1 ライセンス分の料金が必要になります。例えば max_nodes が 3 の場合は 3 ライセンス分の料金となります。 .. danger:: 最大ノード数に対応しているライセンスを利用した場合に構築できるクラスターは 1 つのみです。複数のクラスターを構築することはできません。 ``最大ノード数ライセンス`` について不明な部分がある場合はサポートにお問い合わせください。 最大ノード数ライセンスの非クラスター利用について --------------------------------------------------- .. attention:: 契約済みの最大ノード数ライセンスを非クラスターで利用したい場合はサポートまでご連絡ください。 最大ノード数ライセンスはクラスターを利用しない場合は通常のライセンスと同じように利用できます。 ただし、 その場合は 1 ライセンスとして扱うため、1 ノードでしか利用できません。 もし ``"max_nodes": 3`` と記載されていても、クラスターを利用しない場合は 1 ノードでしか利用できません。 最大ノード数ライセンスへの切り替えについて --------------------------------------------- 通常のライセンスから最大ノード数ライセンスへの切り替えができます。詳細はサポートまでご連絡ください。